 |
|
2期島、動かぬ年の瀬 関空護岸工事、府の負担金凍結中
|
|
国内最長の滑走路を擁する関西空港2期島の造成工事がストップしている。大阪府が今年度予算に計上した負担金5億7千万円の執行が凍結されているからだ。国が関西国際空港会社の財務改善策を示せば解除するはずだったが、政権交代で状況が一変。完成が遅れれば税収をあてにする地元自治体への影響は大きく、橋下徹知事の判断が命運を握っている。(吉浜織恵) 「(関空の)能力は年23万回あるが稼働率が約半分。特に2期滑走路はまだターミナルも出来ておらず、寂しい状況であると痛感した」 前原誠司国土交通相は13日、記者団に関空を視察した感想を聞かれ、工事が途中の2期島の状況に触れた。 2本目の滑走路がある2期島造成の全体事業費は9千億円。1999年に着工し、国、府など周辺自治体がこれまで計8400億円を投じ、仕上げ段階に入っている。 今年度から2年間で護岸のかさ上げ工事を進めることが認められ、橋下知事は2月、今年度の事業費約35億円のうち、府の負担分5億7千万円を予算計上した。ただし、約1兆1千億円の有利子負債を抱える関空会社の財務構造の抜本改善策を国が打ち出すことを執行の条件につけた。 国交省は8月31日、関空会社への補給金を前年までより70億円多い160億円で概算要求し、府は予算の凍結解除も考えたが、衆院選で民主党が圧勝したため、知事が解除に待ったをかけた。 実際、11月の行政刷新会議の事業仕分けで、補給金は「関西3空港問題の解決策が示されるまで凍結」と判断。さらに3空港問題の結論は来年6月まで持ち越され、財務省は来年度の補給金をこれまでの90億円さえ下回る75億円とする方針だ。この結果、予算凍結を解除する理由が、今年度末までに示されない可能性が高まった。
▼2期島、動かぬ年の瀬 関空護岸工事、府の負担金凍結中 - (2009年12月21日 朝日新聞)
|
|
|
2009年12月24日(木)22時48分
情報NO:6482
情報提供:泉州ドットコム 紫苑 |
|
| |
←前の記事へ | 次の記事へ→ |
このホームページに記載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます |