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4億6000万円投じ中止 堺市ブランド創造発信事業
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堺市の竹山修身市長は、海外に「サカイブランド」をアピールするため、5年間で約4億6000万円を投じた産業振興策「ブランド創造発信事業」の打ち切りを決めた。和包丁を使った米・ニューヨークでの〈セレブ夕食会〉が、新型インフルエンザの影響で中止されるなど、大半の企画が事実上、頓挫。市は「巨額の公金を投じるだけの成果が乏しい」として、年明けにも事業を実施するコンサルタント会社との協定を破棄する。 同事業は2005年度から今年度までの5年計画。協定を結んだ東京のコンサル会社が▽特産の高級和包丁を宣伝するセレブ夕食会▽堺に国際ビジネスパークを整備する構想――などを企画し、市が負担金を支出した。 セレブ夕食会は、ニューヨークでブルームバーグ市長や俳優ロバート・デ・ニーロさんら著名人を招き、高級料亭の料理長が、堺の和包丁で調理した和食を味わってもらう計画だった。 ところが、予定していた今年5月、新型インフルエンザの流行で取りやめに。市は準備に約6300万円を費やしており、延期も検討したが、結局断念した。 ビジネスパーク構想は、堺市内にホテルや1000人規模の国際会議場などを造るビッグプロジェクト。市はコンサル料2850万円を支出したが、実現性が乏しいとの理由で取りやめた。 このほか、日本庭園をニューヨークで受注する企画(負担金約2700万円)は中止し、地場産品などの公募展(同5500万円)も実施主体を業者から市に変更。「ファッションの発信」(同2570万円)は、複数のブランドを「サカイ」発として発表する計画だったが、海外進出に結びついたのは1ブランドだけだった。 コストが膨らんだ要因は人件費で、社員1人に1日あたり20万円、年3200万円支払ったケースも。各企画の採算性などの判断は業者に委ねる「丸投げ」状態だったという。 長谷川俊英市議(無所属)は「異常な税金の使い方で、実現性の低い計画をうのみにした市の責任は重い」と批判。これに対し、市幹部は「いったん始めたら成果を出そうとして、なかなか抜本的な修正はできなかった」と釈明している。 [2009年12月17日 読売新聞] |
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2009年12月21日(月)16時55分
情報NO:6476
情報提供:泉州ドットコム 紫苑 |
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